東久留米・清瀬の住まいのコンサルタント住まい工房

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家を買うのはいつ?! 買うなら増税後、増税前?! のはなし

よく「家を買うのはいつ?!」「買うなら増税後、増税前?!」なんていうのを、テレビやネットの記事で見かけますが、なんていうかちょっと違うんんじゃないかなあと思って見ています。

「安くお得に買うなら」とか「税制の拡充でいくらお得になる」とか確かに全体的な話や、かかった費用や税金を数字で見るとそうなのかもしれないですが。

家を買うっていうのは、これからの生活する場所を決めるってことです。

立地やら間取りやらお子さんたちの学区などなど、人それぞれに希望条件があるわけで、常にそういった希望条件の物件があるならば話は別ですけど、みなさん妥協点を見つけ、その上で「えいや!」と清水の舞台から飛び降りるような決断をされるわけです。

そのような大イベントを単に「お得だから」のタイミングで決めてしまうのは、なんか違うような気がするんですよね。

それに、不動産の価格は売れなければどんどん下がります。特に新築住宅はその傾向が顕著です。

ほかの皆さんが購入しようとしているタイミングで物件を探すことになると、価格が下がりにくい地合いの中で、しかも競争相手がたくさんいる中で物件を選ばないといけない状況になります。

毎日物件の状況が変わってゆく、そのような中で家を購入する決断をして、本当に良い物件に出会うことはできるのでしょうか。

今、多摩地域では物件の売れ行きがあまりよくありません。(2018年12月現在)

タイミングの話でいうと、このような状況のときにこそ、ゆっくりと物件を見ることができ、自分たちにとって良い物件なのかを冷静に判断できる良いタイミングと捉えることもできます。物件によりますが価格交渉の余地も大いにあります。

お得に購入できたとかできなかったというのは、結局結果からしか判断できないっていう側面も大きいと思うのです。

だいぶ先になってみて振り返ってみて、お得に購入できたとか、ちょっと早すぎたかもなど見えてくるものだと思います。

今のような、増税前のタイミングなどは、そういった「お得に購入」の話題が多く出てくる時期です。

家を購入しようかと検討されている方は、あくまで自分のペースで、テレビやネット記事に惑わされずに、冷静な判断で物件探しをされたほうがよいと思います。

家を買うということは、自分たちの理想の住まいや暮らし方、そういったことに重点をおくべきで、安く買うとかお得な制度を使うことなどは、その次に考えることというか、結果的に付いてくるようなものなのではないのかなと思います。