東久留米・清瀬の住まいのコンサルタント住まい工房

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ハザードマップについて ~東久留米・清瀬エリア~

物件さがしをしていると、なんとなく気になるハザードマップ。
「川の近くだから心配で…」と気にしすぎて選択肢を狭めてしまう方もいれば「とりあえず見てみたけどよく分からないなあ」とそのままにしてしまう方もいます。
どちらも、少しもったいないです。。。

ハザードマップは「怖いもの」ではなく「判断材料」です。
読み方を知っておくだけで、物件選びの視野がぐっと広がります。

今回は東久留米・清瀬エリアについて、ハザードマップのポイントをお伝えしたいと思います。

そもそもハザードマップとは


各自治体から公表されている、洪水・土砂災害などのリスクエリアを示した地図になります。
国土交通省のハザードマップポータルサイトや、各市のウェブサイトなどでもご確認いただけます。

参考URLはこちら

国土交通省 ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/

東久留米市 防災マップ・洪水ハザードマップ
https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/anzen/bousai/1003941.html

清瀬市 防災マップ・洪水ハザードマップ
https://www.city.kiyose.lg.jp/kurashi/bousai_anzen/bousai_kiki/1003335/1003355.html


色の濃さは「浸水した場合に想定される浸水深」を表しています。薄い色(0.5m未満)と濃い色(3m以上)では意味がまったく違います。
「色がついている=危険」ではなく、「どのくらいの深さが想定されているか」を見ることが大切です。

東久留米のハザードマップを読む


東久留米市には、黒目川・落合川・立野川という大きく3本の川が流れています。川沿いのエリアには浸水想定区域が広がっており、地図を見ると色のついた範囲が目に入ります。
ただ、川の近くだからといって一律にリスクが高いわけではありません。同じ川沿いでも、地形によって想定浸水深は大きく異なります。0.5m未満の薄い色のエリアと、1〜2mの色のついたエリアでは、実際の影響はまったく違うと考えてよいでしょう。

「川が近い」という理由だけで候補から外すのではなく、その物件が具体的にどの色のエリアに入っているか、実際に現地の地形を確認することが大切です。
色の付いたエリアだとしても、擁壁などの整備により、地盤面が高く整備されていることなどもあります。

また、東久留米市のハザードマップでは、浅間町・小山・氷川台・金山町・野火止周辺の一部に土砂災害警戒区域の指定があります。
この地域は丘陵地で坂が多く、急な斜面に隣接する土地では土砂災害のリスクも確認しておく必要があります。
坂のある地域で土地を探す場合は、洪水だけでなく土砂災害などへのリスクも合わせて見ておくとよいでしょう。

清瀬のハザードマップを読む


清瀬市のハザードマップを見ると、少し不思議なことに気づきます。川がないのに、浸水想定区域の色がついている帯状のエリアがあるのです。
これはおそらく、旧河道や湿地の名残と思われます。かつてそこに川や水田があり、地形的に水が集まりやすい低地として残っているエリアと考えられます。

現在は住宅地として整備されていても、大雨の際には実際に道路冠水や浸水した履歴があるところもあります。
現地の様子や地図だけ見ると「なぜここに色がついているのか」が分かりにくいため、見落としやすいポイントです。

清瀬で土地や物件を探す際は、周囲に川が見当たらなくてもハザードマップを、特にこの帯状のエリアや浸水履歴などを確認するようにするとよいと思います。

ハザードが「ある」と「アウト」は違う


ここまで読んで、「やっぱりリスクのある土地は避けたほうがいい」と感じた方もいるかもしれません。ただ、少し立ち止まって考えてみてください。

まず知っておいてほしいのは、ハザードマップは年々バージョンアップされており、想定される雨量や浸水シミュレーションの精度が上がるにつれて、色のつくエリアが広がっています。
最近のマップでは、色のついていない場所を探すほうが難しいくらいです。

浸水想定の深さには段階があり、0.5m未満(Lv1相当)のエリアは、大雨の際に雨水の排水処理が一時的に追いつかず、道路などに水が残ってしまうリスクを示している側面があります。
これはいわゆる「内水氾濫」と呼ばれるもので、河川が氾濫するリスクとは性質が異なります。
浅い浸水想定のエリアについては、個人的には過度に心配しなくてもよいのではと感じています。※あくまで私見です。

もちろん、浸水深が1mを超えるエリアや、実際に浸水履歴があるエリアは別の話です。色の濃淡と、その意味をセットで理解することが重要です。

東久留米・清瀬エリアは、都心へのアクセスと住環境のバランスが取れた地域として長年人気があります。
川沿いの緑が豊かなエリアも多く、ハザードマップに色がついているからといって「住んではいけない場所」ではまったくありません。

大切なのは「知らずに買う」ことを避けることだと思います。
リスクの中身を理解した上で、それでも選ぶのか、別のエリアにするのかを自分で判断できる状態にしておくこと。
その判断材料として、ハザードマップを活用していただきたいと思います。

住まい工房の物件詳細ページにはハザード情報を掲載しています


住まい工房では、物件詳細ページにハザードマップの情報を掲載しています。
洪水・土砂災害など、その物件がどのエリアに該当するかを物件情報と一緒に確認できるようにしています。

不動産会社や担当者によっては、こうした情報を積極的に開示してくれない、もしくはよく理解していないようなケースもあったりします。
住まい工房では、お客様が納得した上でご判断いただくことを大切にしています。
気になる物件のハザード情報について、何かご不明な点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に確認しながら、物件さがしを進めることができればうれしく思います。