相場を知らないと損をする!?
2024年05月28日
「不動産売却は難しいから、すべてプロに任せておけば大丈夫」
「自分で相場を調べなくても、不動産会社が査定してくれるから問題ない」
このように考えている方は要注意です。
ご自身で相場観を知らずに業者に言われたことだけを鵜呑みにしていると、
- 売却期間が長期化してしまった
- 売却額が適正価格以下になってしまった
このように、結果的に損をしてしまう場合があります。
不動産売却で損をしないためには、ご自身で周辺の物件相場などの相場観を把握しておくことも非常に重要になります。
この記事では、相場観を知らないと損をしてしまう理由と、ご自身でもできる相場観の調べ方について解説していきます。
1.相場観を知らないと損をする理由
なぜ相場観を知らないと、「売却期間の長期化」「売却額が下がる」といったデメリットが生まれるのでしょう?
それは、売れない価格で売り出してしまう可能性があるからです。
1-1.売却期間の長期化
一括査定サイトを使う前に知らないと後悔する3つのポイントでも解説しましたが、不動産会社が提示してきた査定価格だけを盲信するのは少し危険です。
意図的に高めの査定価格を提示して契約をして、その価格を売り出し価格にしてしまったら…
全く買手がつかない売り出し価格になってしまいます。
周辺の相場よりも高い価格設定をしてしまうと、当然ですが買手はなかなか現れません。
しばらくしても買手が現れない場合は、価格を下げていくことになります。
つまり「様子を見る」→「売れない」→「価格を下げる」という流れを何度も繰り返すことになります。
これでは買手が見つかるまでに時間がかかってしまいますよね?
このように、相場よりも高い価格設定をすると、売却期間が長期化してしまいます。
「時間をかけてでも高く売りたいから、時間は気にしないよ」
このような方もいるかもしれませんが、売却期間が長期化することで失うのは時間だけではないんです。
1-2.売却額の低下
売却期間が長期化すると情報の鮮度が落ちて、売却額が適正価格以下になってしまう可能性があります。
ずっと売れ残っている物件があったらどう感じるでしょう?
「この物件人気ないのかな?」
「何か売れない理由があるのかな?」
こんなふうにに勘ぐってしまいますよね?
仮にその物件が希望条件にピッタリだったとしても、長く売り出されている物件だとしたらやはり何か不安を感じませんか?そして
「もしかしたらまだ値引きされるかもしれない!」
先ほどご説明した「売れない」→「値引き」という行為を繰り返していると、
「少し待っていたらまた値引きするかもしれない」と思われてしまう可能性があります。
そうすると、結果的に価格を適正価格まで下げたとしても売れなくなってしまう可能性が生じてしまいます。
このように、相場観を知らなかったことで損をしてしまうことがあります。
“おおよそ”でもいいので、相場観は調べておくようにしましょう。
住まい工房は「東久留米」「清瀬」に特化した不動産会社です。精度の高い査定価格をご提示できます。
比較基準としてもご活用いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。
2.相場観を調べる方法
「より正確な売却価格を出すのは、不動産会社でも難しい」と言われています。
それでも、事前におおよその相場観を調べることはできます。
いくつか方法がありますので、ご紹介していきます。
2-1.①不動産検索サイトで近隣物件の価格を調べる
これが一番お手軽な方法です。
大手の不動産検索サイトで、ご自身の地域の売り出し物件を調べてみましょう。
全く同じ条件の物件を見つけることはできないかもしれませんが、
対象地域の物件はどのくらいの金額で売られているのか?というのは確認することができます。
おおよその価格を知ってるのと、知らないのでは大きな違いです。
まずは「これくらいかな?」でもいいので、ご自身の地域の相場観を掴みましょう。
ここで大事なポイントは、売り出されている価格は、あくまで売り出されている価格で、成約価格ではありませんのでその点注意が必要です。
2-2.②実際の売却履歴を検索する
実は一般の方でも、不動産の取引履歴を検索することができます。
以下の2つのサイトです。
取引履歴の検索サイト
・国土交通省が運営する「土地総合情報システム」
→(https://www.land.mlit.go.jp/webland/)
・不動産流通機構が運営・管理している「REINS Market
Information」
→(http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do)
どちらも少し癖があるので、使いづらく感じるかもしれません。
しかし、どちらも売り出し価格ではなく、最終的な成約価格を知ることができます。
3.あくまでも判断材料の一部にしましょう
先ほども述べましたが、不動産会社でも正確な売却価格を出すのは至難の業です。
築年数、立地、周辺環境、市場の動向など…
様々なポイントを鑑みながら、総合的な判断として査定価格を出しています。
物件の間取りや立地が全く同じだったとしても、「市場の動向」「周辺環境の変化」「競合の売り出し価格」など、このような条件で売却価格は変わってしまうものです。
そしてさらに難しいことに、不動産売却は、たった一組でも購入者が現れれば、その結果が売却価格となります。
そのため、事前に調べた相場観を信じすぎるのも良くありません。
ご自身で調べた相場観や感覚とズレが生じる場合は、査定価格の根拠をその担当者に聞いてみるとよいでしょう。
その担当者の回答が納得できるものかどうかも、その会社、担当者が信頼できるかの判断材料にもなるかと思います。
4.まとめ
ご自身でも相場観を把握していないと、売却期間の長期化や、売却額の低下といった損をしてしまう可能性があります。
おおよそでよいので、地域の相場観を知っておくことが大切です。
もし「東久留米」「清瀬」の不動産売却でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
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