一括査定サイトで後悔しないための3つのポイント
2024年05月28日
「いったいこの家は、いくらで売れるのだろう…?」
不動産売却を考えたときに、自分の家がいくらで売れるのかという点が非常に気になりますよね?
この気持ちにお手軽に答えてくれるのが一括査定サイトなのですが。
物件情報や個人情報を入力するだけで査定価格が届く利便性とは裏腹に、軽い気持ちで使って後悔したというお客様も多くいらっしゃいます。
「相場観を知りたかっただけなのに…」
「とりあえず査定額を知りたかっただけなのに…」
こんな後悔が生まれないように、一括査定サイトを使用する際の注意点やポイントについて説明します。
1.知らないと後悔する3つのポイント
まずは、一番知っておいてほしい注意点についてです。
一括査定サイトを使う前にとりあえず知らないと後悔をするかもしれない、3つのポイントをご紹介します。
後悔しないための3つのポイント
- 営業電話がたくさんかかってくる
- 査定価格が高すぎるケースが多い
- 地域に詳しい不動産会社が見つからない可能性がある
ひとつずつ解説していきます。
1-1.営業電話がたくさんかかってくる
一括査定サイトでは4〜6社、場合によっては十数社に一度に査定依頼をする形のものが多いです。
ここで依頼した不動産会社から、一気に電話がかかってくることになり、疲弊してしまうケースがあります。
- 物件はどんな状態か?
- 売却の希望条件
- なぜ売却をするのか?
などなど、査定価格を教えてもらう前に、このような質問への回答を何社にもしていくことになります。
「とりあえず査定額が知りたかっただけなのに…」
「もうめんどくさいから適当に決めてしまおう…」
こうなってしまうと売却活動は正直うまくいきません。
営業電話がたくさん来ることがあることを知った上で、一括査定サイトを利用するようにしましょう。
1-2.査定価格が高すぎるケースが多い
一括査定サイトでは提示される査定価格が高すぎるケースがしばしばあります。
業界人から見て、正直「その金額は売れないでしょ...」と思ってしまう価格です。
そして、高額な査定価格を信じて依頼した結果、損をしてしまったということもよくあります。
不動産会社側とサイト利用者側の両方の気持ちを考えてみると、相場よりも査定価格が高くなりやすい構図が見えてきます。
【不動産会社の気持ち】
・とにかく売却依頼を受けたい
・そのためにはライバル企業に競り勝つ必要がある
・利用者は高く売りたいと思ってるから、 高値で査定額を出そう!
【利用者の気持ち】
・出来るだけ高く売りたい
・相場がどのくらいなのかわからない
・査定額が一番高いところに依頼しよう!
このような両者の気持ちを考えると、相場よりも査定価格が高くなりがちなことが理解できるかと思います。
そして、相場を知らないまま高値で売却活動を行うと、
「売れない」→「値下げ」→「売却期間の長期化」→「物件のイメージダウン」→「さらに値下げ」
このように結果的に損をしてしまう可能性があります。
一括査定サイトを使用する場合は、おおよそでもいいので相場観を確認しておきましょう。
それだけでも失敗するリスクを下げることができると思います。
相場の調べ方については、 こちらの記事で解説しています。
1-3.地域に詳しい不動産会社が見つからない可能性がある
不動産売却では「売却方法」「タイミング」「物件の魅力の伝え方」など、様々な要素が影響しあって売却価格につながっていきます。
また、不動産市場の動きはもちろん、地域についてよく知っていることも、売却価格に大きく関わってきます。
- その地域に住みたいと思う人は、どんな人たちなのか?
- その人たちは、物件のどんなところを見て比較しているのか?
- その人たちに魅力を伝えるにはどうしたらいいのか?
このようなポイントを見極めることも、不動産売却ではとても重要になってきます。
何度もお伝えしていますが、不動産売却は会社と担当者の両方で選ぶことが重要です。
たまたま付いた担当者が地域のことをよく知らないこともよくあります。
地域のことをよく知らなくても売却活動に支障はありませんが、地域のことをよく知っている担当者のほうが、購入希望者に対して物件の魅力をより多く伝えることができます。
そういった意味でも、売却したい地域のことをよく知っている不動産会社、担当者を選んだほうが売却はうまくいく可能性が高まります。
「東久留米」「清瀬」の物件査定をご希望でしたら、お気軽にご相談ください。
住まい工房はこのエリアに特化した、地域密着の不動産会社です。
2.一括査定サイトの上手な使い方
一括査定サイトのデメリットばかり書いてきましたが、気をつけながら上手に利用することもできます。
2-1.査定依頼をするときに電話対応NGで依頼する
すべてのサイトでできる訳ではありませんが、連絡手段をメールに限定できるサイトなどもあります。
電話対応が面倒に感じる方は、この方法で使うことをオススメします。
ただし、電話対応NGで登録しても、関係なく電話してくるデリカシーのない不動産会社も中にはあります。
やはり電話対応は嫌だという場合は、電話番号の登録が必要のないサイトを利用するとよいでしょう。
2-2.事前に相場観を調べておく
事前にご自身でも相場観を調べておくと、高すぎる査定額に振り回されることもなくなります。
「相場観を調べるために一括査定サイトを使おうと思ったのに...」
「そう言われても、調べ方がわからないからなぁ...」
そんな方に向けて、おおよその相場観の調べ方をまとめてみました
ご興味がある方はコチラから確認してみてください。
2-3.特長の異なる会社を組み合わせて依頼する
大手の不動産会社に依頼すれば安心、とはいかないのが難しいところです。
会社によって得意不得意があったり、担当者によっても対応が異なります。
例えば、大手不動産会社は自社の大規模なネットワークを活用して購入希望者を探せますが、担当者によっては地域の特性を理解していない場合があります。
反対に、地域密着の不動産会社は地域の特性を知っていますが、知名度や顧客数などでは大手不動産会社にはかないません。
このように特性が偏らないように、特長の異なる不動産会社を組み合わせて依頼してみるのもよいかもしれません。
3.まとめ
一括査定サイトを利用する際の注意点や、上手に使う方法をお伝えしてみましたが、実際に売却活動となると、やはり心配事や悩み事など出てくるかと思います。
住まい工房では不動産業界の内情なども含めて、根拠をお伝えしながら、依頼者にとって最適な売却方法を一緒に考えさせていただきます。
少しでもお力になれることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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